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最近のプロジェクト

野上弥生子・伊藤野枝・宮本百合子・山川菊栄・柳田国男論を出版計画中。

 

 

女性言論人と戦争──山川菊栄・宮本百合子・野上弥生子と言論統制   (仮題)

はじめに

 

第一部 女性言論人と言論統制

 

第一章 「情報局」と「八大婦人雑誌」の統制

第二章 内閣情報局による「婦人執筆者」の査定

  ──『最近に於ける婦人執筆者に関する調査』(1941年7月)

 

第二部 山川菊栄・宮本百合子・野上弥生子と言論統制

 

山川菊栄

第三章 山川菊栄と「転向」疑惑

  ──『最近に於ける婦人執筆者に関する調査』での山川菊栄の査定

第四章 対談会「主婦の歴史」と「特攻精神をはぐくむ者」

  ──月刊誌『新女苑』(1940年11月号)における山川菊栄と柳田国男の出会い

第五章 「女は働いている」──非常時・戦時・戦中の山川菊栄

第六章 歴史家としての山川菊栄──『武家の女性』(1943年)から『覚書 幕末の水戸藩』(1974年)へ

 

 

宮本(中条)百合子

第七章 1940年度の「宮本百合子」──「八大婦人雑誌」の最多執筆者

第八章 野上弥生子と宮本(中条)百合子の交わり──遅れてきた人間・ついに現れた人

 

野上弥生子

第九章「女流評論家」野上弥生子、戦時・戦中・戦後

  ──『婦人公論』巻頭言と、『日本婦人』創刊号で示した「新しき婦道」

第十章「女流評論家」野上弥生子、戦時・戦中・戦後(続)

  ──「政治への開眼──若き友へ」(『婦人公論』再生第一号、1946年4月刊)

第十一章 野上弥生子の遺した「伊藤野枝」──小説「彼女」と談話「野枝さんのこと」

第十二章 野枝から弥生子への回答──「夫と子供を捨てて、新たな情人の許へ走った」?

 

終わりに

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